町に彩を加える藍染【上田佐知子さん】

徳島の伝統文化、日本美あふれる染物についてのストーリー。
東日本大震災を契機に夫の祖母が住んでいたつるぎ町の家、元旅館の「上田屋」へIターンした上田佐知子さん。実は彼女は、徳島の伝統文化「藍染」を行う女性染め物職人。上田屋で染め物のワークショップを行い、町をジャパンブルーに染めてくれる存在です。

にし阿波傾斜地農耕システム世界農業遺産を受け継ぐ【西岡田夫妻】

傾斜地集落の一つ、「猿飼集落」で今も変わらず農業を営む西岡田夫妻。先祖代々受け継がれ、世界農業遺産にも認定された「にし阿波傾斜地農耕システム」の伝統を守っています。
若い人にも歩くのがやっとの傾斜地での農業は大変かと思いきや「慣れすぎて、平坦な道のほうが歩きづらい」と笑う愉快な老夫婦。にし阿波の暖かな人に触れてみては如何でしょう。

登山者を見守る劔神社神主【馬岡さん】

髭が印象的で親しみやすい劔神社の神主、馬岡さん。剣山はもともとは女人禁制の修験の山でした。
馬岡さんは過去の歴史について詳くあり、「剣山観光推進協議会」の会長もされ日々奮闘しています。冬でもほぼ毎日神社横の宿所で生活し、登山者そっと見守ります。
登山をするだけでなく少し寄り道して、歴史や人に触れてみましょう。新しい素敵な発見があるでしょう。

吉野川の文化を守り楽しむ人たち

徳島県を東西に流れる吉野川。
元々、この川を渡る人のために作られた半田そうめんは今もにし阿波の人々の誇り。今も多くの人々が半田そうめんを作っています。
歴史文化を守る人や、吉野川の清流をカヌーなどのアクテビティを通じて町に活気を作る人で賑わっています。

急傾斜地で生活する人々

この地域に多い傾斜地農耕をする集落。この中には農耕体験をさせてくださる農家さんもいて、いかにこの農耕が難しいかがわかります。
綺麗な景色の元、住民の方の協力のもと滅多にすることができない田舎体験をすることが可能です。人々の交流で癒されてみては如何でしょう。

今久保集落で生活する人々

急傾斜集落の中でも特に静かな佇まいの今久保集落。ここで生活する人々は時代ごとに様々な農作物を作ってきました。
集落の上から観光バスも時折見えますが、集落の人々は終始落ち着いた様子で今日も農業に精を出します。
都会とはまた違う落ち着いた雰囲気を味わってみませんか。

徳島県西部の吉野川、上中流域に位置する場所にあります。